団体旅行の部屋割りはどうやって決める?不満が出ない決め方のコツ
団体旅行で部屋割りを決めることも幹事の大切な役割です。
しかし、部屋割りは役職や部署、性別など様々なことに配慮して決めないといけないため、頭を悩ませている幹事の方も多いのではないでしょうか?
部屋割りは一歩間違えると不満にもつながり、コミュニケーションを円滑にしようとした団体旅行であれば、かえって関係性を悪くしてしまいます。
そこで今回は、団体旅行の部屋割りで不満が出ない決め方をご紹介します。
部屋割りを検討中の幹事の方は、ぜひ参考にしてみてください。

基本的には役職・立場・年齢を揃えた方が不満も出にくい
部屋割りは基本的に、役職・立場・年齢を揃えた方が不満も出にくく上手くいきます。
どの宿泊施設でもそうですが、ホテルや旅館には部屋のランクがあり、どの部屋に誰が泊まるのかを気にする人もいます。
特に管理職や役員など役職についている方やベテランの方などは、自分の同室相手や割り振られる部屋について気にするでしょう。
役職や立場が一緒の同僚が、広々としたランクの高い部屋に泊まっているのに、自分はそれより狭い部屋である場合には、文句を言う人も出てきます。
また、役職・立場・年齢を揃えておくと、宿泊先でもリラックスしやすく、気を遣わずに済むでしょう。
社外研修で日中にあちこち見学に回り、疲れて帰ってきた時、同じ部屋に役職が上の人や年齢差がある人がいれば、社会人として気を遣ってしまいます。
体力的にも精神的にもリラックスしにくいため、後々愚痴を言われたり、不満を言われたりするケースも出てくるでしょう。
参加人数が多い場合には、部屋数の関係で部屋に簡易ベッドを設置されることもあります。
役職や立場がかけ離れていると、自然と立場的に下位の人が簡易ベッドに寝るケースがほとんどでしょう。
これが同等の役職や年齢であれば、話し合いもしやすく、円満解決へと向かいやすくなります。

団体旅行の部屋割りでくじ引きをしてはいけない理由
くじ引きをしてはいけない理由は、想像に難くないでしょう。
くじ引きやあみだくじなどでランダムに部屋割りを決めると、ベテランの方と新人社員が同室になる可能性があります。
5〜6人程度の部屋で一緒になる分には、他にも年齢の近い同僚がいるなど楽しい環境になることもあります。
しかし3人以下の部屋で、50歳の管理職の方と20歳の新人社員、30歳の中堅社員といった組み合わせになると、部屋の中に妙な緊張感が漂う場合もあるでしょう。
部屋割りを決めるのは大変な作業ですが、幹事の方は「役職や立場が同等の人を一緒にする」など自分ルールを設けて、部屋割りを決定する必要があります。
ただし、くじ引きが全くダメかと言えばそうでもありません。
ランダムに部屋が決定することで、普段コミュニケーションを取る機会が少ない部署や人との接点が生まれます。
大部屋であれば多数の人が入ることになり、同じ立場や年齢の人とも一緒になる確率が高いため、くじ引きで部屋を決めるのも一つの手でしょう。
事前に幹事の方で「役職だけ合わせる」「年齢だけ考慮する」などルールを決めてくじ引きをしていれば、部屋割りに不満が出た際も納得のいく説明ができます。

普段から仲が良い人同士にする
部屋割りに不満が出ないように、仲の良い人同士を一緒にさせるのも良いでしょう。
特に2人部屋など少人数の部屋の場合には、居心地よく過ごすために、誰と同室になるのかは重要です。
ホテルや旅館での部屋は言わば「プチおうち」であり、同室になる相手は同居人です。
着替えや入浴、トイレなど、部屋の中では様々な行動を取るため、些細な話ができるほど過ごしやすくなると言えます。
人によっては、照明の明るさや整理整頓などが気になってストレスになる人もいるので、幹事の方は参加者がなるべく気分良く過ごせる環境を用意してあげましょう。
反対に少人数の部屋で、仲の悪い人同士が一緒になってしまうと最悪です。
会社でも犬猿の仲と言われるような人同士を一緒にしてしまうと、部屋割りを見て、急遽団体旅行をキャンセルする可能性もあります。
「あの人とあの人は仲がいい(悪い)」など、社内の人間関係についてある程度理解しているのであれば、相性の良い人同士で部屋割りを組むのも有効です。

「幹事だから」と最上級の部屋は選ばない
幹事には部屋割りや進行管理、行程作成など多くの仕事があるので、ご褒美として最上級の部屋に泊まりたくなる気持ちも分かります。
しかし、そこはグッと堪えましょう。
社長や上司を差し置いて、幹事が良い部屋に泊まっていては、不満があちこちから出てきてしまいます。
幹事は部屋を自分で決められるポジションではありますが、上級ランクの部屋に泊まるのは控えた方が良いでしょう。
もちろん他の社員が納得済みで、上級ランクの部屋に泊まる場合には構いませんが、下位ランクの部屋しか空いていない時には、そこに泊まるようにします。
幹事は大変な業務ですが、あくまで不満がないように団体旅行を遂行しましょう。

その他、部屋割りで考慮する点
幹事には他にも、部屋割りで考慮したいことがあります。
例えば、喫煙と禁煙で部屋を分けることです。
タバコの煙や臭いは、衣類や寝具、バッグにも付いてしまうため、タバコを吸わない人の中には喫煙者と一緒になることでストレスを感じる人もいます。
喫煙者としても、タバコを吸う人同士で部屋を固めてくれた方が、気兼ねなくタバコが吸えるでしょう。
また当前ではありますが、男女混合の部屋を作らないことも大切です。
昨今はシェアハウスなどの流れもあり、親睦を深める観点から男女同室を持ち出すこともありますが、それによって不満が出る可能性は高いでしょう。
団体旅行では男女別に部屋を設けて、誰もが快適に過ごせるようにします。
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